約 912,595 件
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/389.html
814 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 00 10 53 ID CkiuyLLT えー、次回作のホームコメディでコジローとキリノの10年後するんでしょ?? コジローが単身赴任で娘が学校の顧問にホレてそれで電話してってやつw 何となく最近のMP外伝とか清杉3見ても タヌキさんの絵柄にちょっと近付いてる気がするし大丈夫だってー ……ごめんちょっと現実と区別がつかなくなりつつある。 816 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 00 14 45 ID cDDhIlUr 814 コジキリ第二子の長男と、ユータマ娘の間のフラグぶちこわしまくりのお話も絡むんですね!? 820 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 00 25 47 ID CkiuyLLT 816 向こうも第一子は娘なのかい?いや…娘、かなあ。たしかにw でもそれだとクオリティを受け継いでいるのはユータマ娘の方なので、 ものっすごいツンデレな子にコジ似の長男がベタ惚れするって言うパターンになりそうだw 823 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/04/27(日) 00 48 38 ID cDDhIlUr 820 こうか? 長女16歳 弱小剣道部の再建にがんばる毎日、臨時講師の顧問に、 単身赴任で久しく会わない父の姿を重ねるかのように、 ほのかな恋心が芽生え、メンチカツの差し入れをするも スルーされてしまい、母に相談する毎日。 長男14歳 産まれた産院から、幼稚園・小学校・中学校とずっと ユータマ娘と一緒。性格もよく、剣道も強く、学力もいいと、 三拍子そろったユータマ娘がそろそろ気になるお年頃。 頼れるダンおじさんにアドバイスをもらうものの、スルー される毎日。その悔しさを石橋先輩とともに道場破りで 憂さ晴らし。 次女9歳 年の離れた末っ子はまだまだ甘えたい盛り。久しぶりに お父さんが帰ってくると、汗の臭いもかまわず、まっさきに 玄関先ではぐはぐすりすり。それを見たお母さんが 娘相手に真剣にヤキモチを焼くのも、またご愛敬。
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/35.html
「ミヤミヤ、縄ほどいてよ~」 「だめよダン君。いい子だから、もうちょっとじっとしててね」 そう呟くと、全裸で全身を縛られたダンの肉棒を にっこりと笑いながら白濁の液で汚れた口に含むミヤミヤ。 その裏側をちろちろと舌で舐め、びくびくと身体を震わす 恋人の反応を幸福そうな顔で眺める。 「気持ちいい、ダン君?」 「気持ちいいよ、良すぎてまた出ちゃうよー」 「出していいのよ。……それがあたしの狙いなんだから」 そう呟くと、肉棒の上部の桃色の部分をぱくりと咥え込み、 口全体の粘膜と高速かつ繊細に動く舌で変幻自在にダンをねぶるミヤミヤ。 「ミヤミヤ、ダメだよ……」 額に汗をかきながら、下着姿で自らに奉仕する彼女を見下ろすダン。 そんなダンに上目遣いでウインクすると、ミヤミヤは顔全体を上下左右に 動かし始め、ダンの鈴口を強烈に吸い始めた。 「ダメだよ、だめだよ、ああ、でちゃうよ、 あっ」 小さく叫ぶと、ダンの背が少し震え、全身から力が抜けた。 目を細め口内の射精を受け止めたミヤミヤはその口をダンから引き抜くと、 ごくり と音を立て愛しい男の体液を飲み干した。 そして数十秒してからミヤミヤはダンの後ろへと回り、その戒めを解く。 すると、いきなりダンはミヤミヤを押し倒す。 「ダン君……!?」 「酷いよミヤミヤ……縛ったまま5回も吸い出すなんて」 そのままショーツとブラジャーを剥ぎ取ると、 そのショーツの湿り気具合を確認してさらに怒る。 「俺が動けないのに、自分はこんなに楽しんでるんだもん」 するとミヤミヤはその豊満な両胸にダンの頭を埋めるように抱きしめ謝った。 「ごめんね、動けなくて辛かったのに……その分、あたしにどんなことしてもいいよ?」 「俺はミヤミヤと普通にHできればいいもん」 そういうとダンは手早くコンドームを装着する。 「じゃあいれて、今すぐいれて!!今日こそは絶対大丈夫だから」 「うん、じゃあいくよ」 そう言うと、ダンはまっすぐにミヤミヤの中へ挿入する。 その肉棒は5回の射精の後だというのに硬さも大きさも幾分も失われていなかった。 ダン根がずぶとずぶと侵入すると、とたんにミヤミヤのふっくらとした唇から艶やかな吐息が漏れる。 「あああ………」 ダンがミヤミヤのくびれたを手でがっちりと固定し腰を振り肉棒が動き擦れ始めると、 背を反らしたミヤミヤの口から漏れ出す吐息が嬌声へと変わる。 (そんな……あんなに出してあげたのに……なんでっ まだこんなに激しいの……?あ……だめ…こんなんじゃまた) 可憐な少女は焦点の合わぬ目でうわ言のように悲鳴を上げる。 「ダメ、ダンくん、そんなにつよいと、だめえっっ」 「アレだけじらされて、やさしくなんてできないよっ」 もはやダンの腰の動きは「振る」というよりも「打ち付ける」動きに変わっていた。 パンパンとぶつかる肉と肉の衝撃は、 脂肪の乗った少女の肢体の上をまるで波紋のように伝わり揺さぶり、 ボリュームのあるお尻が、見るものの目を奪う太股が、美しい半円を描く両胸が まるで連動するようにブルンブルンと震え、その表面に浮かび上がる汗を まるで小雨のようにあたりに散らす。 口の端から精液と唾液の入り混じった液体をはきながら、 ミヤミヤの嬌声は悲鳴へと変わる。 「だめそんなあああもうだめそんなそんあああきもちいいよだめあああだめだめもうだめ おねがいだめったらだえだめだえええそんなふかいつよいひもいいいああああああああ ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ」 ダンに挿入されて1、2分もせぬうちにミヤミヤは激しい絶頂を迎え ダンを絞め潰すような力で抱きついたまま大声で意味の無い絶叫をあげ意識を失った。 目を覚ました時、ダンは最中の時のようにミヤミヤの胸に顔を埋めていた。 そんなダンの頭を優しくなでおろしながら、 遠くに放置された中身に精液の無い使用済みコンドームを見て ミヤミヤは幸せな気持ちを感じると同時にすまない気持ちでいっぱいになった。 「ごめんね、ダン君」 「何が、ミヤミヤ?」 ミヤミヤの謝罪にダンはきょとんとして顔を上げる。 「……また、あたし一人だけ気持ちよくなって」 そう、今までミヤミヤは数え切れないほどダンとHをしていたが、 最初のころの数回以降はいつもいつもミヤミヤだけがイった後気絶していた。 友達に聞いたところそれは異常なことで、 普通は男だけが気持ちよくなるものであんたは異常だ、とまでも言われた。 『彼氏きっとあんただけ気持ちよくなって気絶するから欲求不満になってるね』 その一言が、ミヤミヤの心に重くのしかかった。 「別にいーよ。最初に口でしてもらったし」 「でも、それって一方的だから……今度こそは、 ちゃんとダン君を気持ちよくさせたかったのに……」 「だったら、最初から縛ったりせずに二人でやれば良かったのに」 「でも、そうしたら結局あたし一人気絶しちゃうでしょ? だから、最初にフェラでダン君を弱らせようと思って」 「……口でするだけなら別に縛る必要ないじゃんかよー」 するとミヤミヤは頬を染めフフと笑う。 「だって、普通にフェラしてたらダン君いつも途中で我慢できなくなって あたしに襲い掛かってくるじゃない」 「だって、ミヤミヤのフェラしてる顔とっても可愛いもん。 我慢なんか出来ないよ」 「もう、ダン君ったら……」 「えへへ」 そう二人で笑い合うと、またダンは顔を双丘に埋めるようにしてミヤミヤに抱きついた。 そんなダンの頭をさすりながら、ミヤミヤは (今度は最初に10回ぐらい抜いてあげないといけないかしら……) などと考えていた。 しかしその後、ミヤミヤがいくら本番前に抜く回数を増やしても 本番中ミヤミヤが気絶するまでにダンが射精することは無かった。 最初に抜いてからすると精嚢が空っぽになり本番中射精しにくくなることを ミヤミヤが友達に教えられたのは最初に抜く回数が50回になった頃で、 そのころにはダンの顔に死相が現れていたという。 終わり 作品保管庫
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/568.html
ウ(私は川添さんに苦戦の末、勝利した。勇次と一緒に優勝するという約束も果たした。なのに……) ウラの脳裏に焼きついているのは試合後の珠姫の表情。最初は悔しそうだった。しかし少しして笑顔で握手を求めてきた。 そして珠姫の瞳には更なる闘志の炎が宿っていた。あんな子は初めて見た。興味を持ったのだ、勇次だけでなく珠姫に。 ウ(知りたい。室江高校の、勇次の、そして川添さんの力の秘密を。でも九州(ここ)はそれを知ることはできない) ウラは決心した。自分に足りないもの、自分が求めるものを探し、手に入れるために ウラ父「ウラ……何て言った?」 ウ「はい、父さん。私、室江高校に転校します。自分に足りないものを探す為に、そして川添さんと勇次と共に自分を磨く為に」 ウラ父「剣道を再開したのは嬉しい! だがしかし、父を置いて転校だと! 父は認めんぞ! そもそもユウジとは誰だ!」 ウ「関係ありません。肝心なのは、私の意志ですから。それと勇次は私の将来の伴侶です。異論を聞く気もありませんから」 室江高校に新しい風が吹くまであと少し。その風がそよ風になるのか、嵐になるのかはまだ誰も知らない 玉竜旗大会も無事に終わり、時は8月下旬の真夏日。珠姫と勇次は室江高校へ向かっていた いつもなら部活が目的なのだが夏休みの宿題が終わっていない部員のフォローも兼ねていた 珠姫と勇次は自転車登校なのだが、自転車の走行音は一つだけだった タマ「ユージ君、あたし重くないかな?」 ユ「そんなことないよ。おんぶでも抱っこでも平気なくらいだよ」 タマ(してもらおうかな……) そう、珠姫と勇次は二人乗りで登校していた。これは玉竜旗大会が終わってから始まったことである 当然ながら親バカ珠姫父は猛反対。しかしなぜか『この世ならざる剣気』にあてられ、有耶無耶のうちに許したのだった 二人が仲睦まじく登校していると勇次の携帯から着信音が鳴り響き、勇次は自転車を優しく停めると携帯を見始めた ユ「あ、ウラさんからのメールだ。…………へぇ、そうなんだ」 タマ「(榊さん、いつの間にユージ君のアドレスを……)ど、どうかしたの?」 勇次が『ウラ』の名前を出した途端、珠姫はちょっと不機嫌になった。これがヤキモチだということはとっくに理解していた 努めて冷静に尋ねた珠姫だったがちょっと噛んでしまい動揺してしまった。しかし鈍感な勇次は気付いていなかった ユ「うん、ウラさんがね、9月に室江に来るんだって。タマちゃんもウラさんに会いたいでしょ?」 タマ「そう、だね。でも9月なんて半端な時期に遊びに来るんだね」 ユ「……まあ、ウラさんってマイペースだし、大胆な所もあるし……ね」 タマ「(むぅ……)急いで! ユージ君。早くしないとみんなが待ちくたびれてるよ!!」 勇次の言葉の不自然の間に、珠姫は勇次が玉竜旗大会でのウラからのキスを思い出していたことをすぐに見抜いた ヤキモチを焼いた珠姫の大声に勇次は驚きながらも自転車に乗って室江高校へと急いだ その際、珠姫は勇次の背中に決して大きくは無いが柔らかく弾力のある胸を押し付けていた ユ「タ、タタタタタマちゃんの胸が俺の背中に!! 何で? どうして? いや、今は全力で漕ぐことを考えよう!」 タマ(ユージ君、耳まで真っ赤にしてる。あたしのこと意識してくれてるんだ、嬉しいな。今度からたまにやってみようっと」 今回の珠姫の行動に鈍感な勇次もパニック状態に陥った。珠姫の胸の感触を背中に感じ、大いに珠姫を意識していた 首謀者の珠姫は勇次の耳が真っ赤にしているのを見て、心の中で喜んでいた。彼女の背中にいる『何者』も同様だった 煩悩を振り払うが如く、勇次は一心不乱にペダルを漕いであっという間に室江高校に着いた。そして急いで道場へと走った。すると、 サト「うわああああああああん!! ユージくん、タマちゃん、助けて~~~」 道場で大泣きしてる聡莉が目に飛び込んできた。そのお陰で、さっきのウラのメールの件も珠姫の胸の感触も一時的に忘れてしまった どうやら聡莉は夏休みの宿題を何故かボールペン(しかも赤、青、紫)でやってしまったあげく、正しい答えがたった2割 しかも宿題『だけ』は全て終わっていたので始末が悪い。顧問のコジローも一緒になって聡莉の宿題のやり直しをしていた 結局この日は聡莉の作業だけで一日を費やしてしまった。ウラのことを忘れていた珠姫と勇次は、2学期になって驚くのだがそれはまた後の話。 二学期が始まって一週間。聡莉は全力で自転車を漕いでいた。遅刻しそうな時間帯でもないというのに はっきり言うと聡莉は追われていた。七色のモヒカンとピンクのあごひげを蓄え、トゲトゲを付けて所々を破ったりして改造した学生服を着た男に 聡莉は半泣きしながら、追われるまでの顛末を回想していた サト(岩石も犬も避けられたのに、寝タバコしてるあの人はしっかり轢いちゃうなんて私のドジレベルってどんだけなのー!) チ「待てやボケアマ! 人の寝タバコタイム邪魔しくさって速攻逃げるたぁいい度胸してんじゃねーか!」 サト(轢いたことはどうでもいいの? 絶対におかしいよ、あの人! 何が何でも振り切ってみせる!) 聡莉は道の真ん中に落ちていた岩石と犬を連続ジャンプで見事に回避してみせた。しかしその後の寝タバコしてるチンピラだけは轢いてしまったのだ 確かに聡莉は生粋のドジっ娘だが、今回に限って言えば単に運が無かっただけである 自転車と生身での走りなので差は広がっていた。もう少しで振り切れたのだが、聡莉が急に止まってしまった 見れば歩行者用信号が赤だった。信号を守っている場合ではないのだが、真面目な聡莉は律儀にも信号を守った 反射的な行動に聡莉は混乱していた。だから気付かない。彼女の横にいる、この辺りでは見かけない紺のロングスカートの制服を着た女子高生を サト(バカーー! 私のバカーー! 交通ルールは大事だけど今日だけは……) チ「ゼェ、ゼェ、ゼェ……。よ、ようやく、止まりやがったか。○○とか△△とか××とかしてやっからな」 サト「ああ、さようなら、私の家族。そして剣道部のみんな、今までありがとう」 今日ほど自分の真面目さを後悔したことは無かった聡莉。その間にチンピラが追いついてしまった チンピラが並べ立てる言葉の意味は分からないながらも、聡莉は普通の人生との別れを予感していた いやらしい感じで聡莉へと手を伸ばしてくるチンピラの手を誰かが払い除けた。それは聡莉の横にいた見慣れない制服を着た女子高生だった 黒のストレートのロングヘアーをなびかせて、女子高生はチンピラから聡莉を庇うように体を移動させた ?「彼女が何をしたかは知らないけど、女性に対してその振る舞いは許せない。勇次の爪の垢を煎じて飲ませたいわね」 チ「てめぇ! なに邪魔してくれてんだコラ! てめぇもまとめて料理してやんぜ! つーかその前にボコる!」 サト(え?? どうしてこの人がここに??) 自身の行動を邪魔されたことに腹を立てたチンピラはいきなりその女子高生に拳を振り下ろした しかしその女子高生は難なく避けて、学生鞄から脇差程の大きさの木刀を取り出し、延髄と後頭部に一発ずつ打ち込んた 崩れ落ちるチンピラを背に女子高生が聡莉の方へと近づいて来た。聡莉はそこでようやくその女子高生の正体に気付いた 女子高生が聡莉に話しかけようとしたが、後ろからチンピラのうめき声が聞こえてきたので、方向転換して木刀を構え直した チ「て、てめぇ、やってくれんじゃねぇか……。許さねぇ、てめぇらもユウジって『ベキッ! ゴスッ! ドカドカッ! メキャッ』……」 ?「勇次に手を出すとか言わなければ一撃で済ませようと思ったのに。でもこれなら記憶は「あ、あの、榊さん」ん? あなた確か、東さん?」 サト「わ、私のことを覚えていてくれたんですか? 光栄です! でも、助けてもらっておいて何ですけど、これは……」 女子高生、ウラは助けた人物が聡莉ということに今の今まで気付かなかった。チンピラを相手にすることに集中していたのだ 聡莉は現時点で剣道最強の女子高生であるウラが自分のことを覚えていてくれたことが嬉しかった。反面、チンピラに対する容赦の無さに驚いていた ウ「あなたは決勝で私達相手に二人抜きをしたのだからよく覚えてるわ。それとそこの男のことは気にしないで。勇次に手を出す輩には当然の報いよ」 サト「な、なるほど、私も肝に銘じておきます。ところで榊さん、今日はどうかしたんですか?」 ウ「私、今日から室江高校に通うことになったの。よろしくね東さん」 サト「へー、そうなんですかー、おめでとうございますー…………えええええっ!」 ウ(やはり室江高校の剣道部のみんなは面白いわ。放課後が楽しみね。早く会いたいわ、川添さん、そして私の勇次) 実はウラは室江高校剣道部『部員』のことはよく覚えていた。とりわけ、聡莉は印象が強い方だった ウラは聡莉からの質問に冷静に返した後の、ノッておいて驚くという聡莉のリアクションを心底楽しそうに見ていた こんな個性的な面々がいる室江高校剣道部と本格的に出会うことになる放課後を楽しみにするウラであった ウラと聡莉が運命的(?)な出会いをしている頃、珠姫と勇次は今日も仲良く一緒に登校していた。もちろん勇次の自転車での二人乗りで とはいえ二人乗りは基本的に認められていないので、勇次は学校が見えると自転車を止めて珠姫を降ろしていた そこからは歩いての登校である。珠姫と勇次では体格に差があるので歩く早さに差が出るのが普通だが、勇次は珠姫に歩幅を合わせてくれていた 勇次としては無意識なのだが、珠姫はその気づかいがたまらなく嬉しかった。その嬉しさを表現する為に珠姫は毎日、勇次の手を握ってきた。勇次も拒む事はしなかった 「タマちゃん、わざわざ駐輪場まで付いてきてくれなくてもいいんだよ? 俺だったら別に一人でも平気だから」 「迷惑……かな?」 「え?」 「あたしはただ、ユージ君とこうして少しでも一緒にいたいだけなんだけど、ユージ君が嫌なら手を握るのも……」 「そ、そんなことないよ! 迷惑だなんて思ってないから! タマちゃんに負担が掛かってるんじゃないかって思っただけで、タマちゃんのことが嫌とか全然無いから!」 勇次としては優しくしたつもりだった。しかし珠姫にはその言動がショックだったのか、落ち込んでしまった 珠姫が落ち込んだのを見た勇次は本気で驚いていた。どうして珠姫が落ち込んだのか一瞬理解出来なかったが、理由がすぐに分かるとすかさず珠姫を宥めた 拒絶されなかったことが珠姫は嬉しかった。その気持ちを表すかのように、握っている勇次の手を少し強くした いくら鈍感な勇次でも先の珠姫の言動、ここ最近の珠姫の行動にはドギマギさせられていた。珠姫がこうなった原因を勇次は思い返していた (これってやっぱりウラさんが原因だろうなぁ。タマちゃんがここまで独占欲強いとは思わなかったな) (よかった、ユージ君に嫌われてなくて。ユージ君に嫌われたら今のあたし、どうなっちゃうのかな?) (確かに最近のタマちゃんは大胆だけど、タマちゃんはあくまで妹みたいなものだから欲情するのはマズイよな。タマちゃんも俺のこと、兄貴みたいなものだと思ってるだろうし) 原因は正しく見抜いていたが、珠姫が抱いている気持ちにも自分自身の気持ちにも大きな勘違いしていた勇次。ここで勇次らしさを出す辺りが彼らしい 考え込んでる間に、二人は駐輪場に到着していた。勇次が自転車を停める作業に入ったので珠姫は一時、勇次の手を離した 勇次が自転車を停めて珠姫の所へやって来ると、そっと手を差し出した。さっきの続きをするつもりだった勇次だったが、珠姫はその手を取らなかった 珠姫は上目づかいで勇次を見つめた。最近の勇次はこの動作に逆らう事が出来なくなっていた 「タ、タマちゃん……? えっと、さ、さっきみたいに手を繋いで登校するんじゃないの?」 「ね、ねえ、ユージ君。腕を組んでもいいかな?」 「…………え? な、何で?」 「あ、い、嫌ならいいの。ごめんね、変な「い、いいよ」ホ、ホント? ありがとう、ユージ君」 勇次は珠姫の提案が理解出来ていなかった。しかし珠姫の悲しげな表情を見て、深く考えるのを止めて珠姫のお願いを聞き入れた 嬉しくなった珠姫はギュッと勇次の腕に自分の腕を絡めてきた。その際、珠姫の小さくも柔らかい弾力のある胸が勇次の腕に当たっていた そのことに珠姫は気付いていなかった。天然な行動の結果だった。しかし気づいている者はそれどころではなかった (まただ! またタマちゃんの胸が! 落ち着け、落ち着け俺! タマちゃんは幼なじみ、タマちゃんは妹みたいなもの……) 《でかしたわ、タマキ! わが娘ながら天然にして最高の手よ! あの榊って娘がいないうちにユージくんのハートをゲットよ!》 勇次は自身の腕に感じる珠姫の柔らかな胸の感触と必死で戦い、珠姫の守護霊たる母親の椿は娘の行動を我が事のように喜んだ 珠姫は自分のしたことに気付くことなく、勇次と腕を組んで登校できる喜びで一杯だった。そして勇次と共に校舎へと向かった 室江高校の誰もが珠姫と勇次のことは『単なる仲良し兄妹』としか見ていなかった。ある二組を除いて 一組は室江高校屈指のバ……ラブラブカップルの都と段十朗、もう一組はさっき出会ったウラと聡莉である。 駐輪場へ自転車を走らせていた都と段十朗はその途中で、腕を組んで校舎へ向かっている珠姫と勇次を見かけた。 自転車を駐輪場に停めた都は後部座席から段十朗が降りるのを待つと、どちらからともなく手を繋いで校舎へと歩き出した。 その途中で二人の話題に上ったもの、それは先ほど見かけた珠姫と勇次、正確にはここ最近の珠姫のことであった。 「さっきもそうだけど最近のタマちゃんってユージくんに積極的にアプローチするようになったよね、ダンくん」 「そうだな~。悪くない傾向だが、俺にはちょっとタマちゃんらしくないように見えるぞ~」 「ダンくんもそう思った? 実はあたしも。玉竜旗の後からだからいきなりってわけじゃないけど、タマちゃんの場合は急ぎ足に見えるのよね」 玉竜旗大会以降、勇次への想いを完全に自覚した珠姫は勇次に対して積極的になっていた。 その積極的な珠姫の行動に剣道部部員も顧問の虎侍も最初は驚いていたが、徐々に慣れてきて珠姫の成長の顕れとして受け止めていた。 しかし中には都や段十朗のように珠姫の成長を喜ぶ反面、焦りとも感じられる行動を懸念する者もいたりする。 都は珠姫が勇次に対して積極的な行動を取るようになった一番の原因のことを思い出していた。 「榊さん、か。ユージくんに惚れていきなりキスする行動力は侮れないけど、タマちゃんが焦ることはないと思うのよねー」 「たしかにな~。でもタマちゃんにしてみたら榊さんの登場はタマちゃんの人生の中でトップクラスのインパクトだったんだ。焦るのも分かる気がするぞー」 「それはそうかもしれないけどその榊さんは福岡でしょ? ユージくんとはあれ以上の接点は無いみたいだし、タマちゃんの取り越し苦労よ、きっと」 実はこの時点では都も段十朗も、勇次とウラが玉竜旗大会が終わってからメールのやり取りを行っていることは知らないのだ。 その事実を知っているのは珠姫だけであり、このことも珠姫の積極的行動に拍車を掛けていたりする。 都の考えに段十朗はキリッとした顔(都にしか分からない)で、自分の考えを都に伝えた。 「恋愛は理屈じゃないんだ。時にはらしくない行動に出てしまうこともある。でもそれも全てタマちゃんの成長につながるんだ。タマちゃんだけじゃない、ユージも、そして榊さんも」 「ダンくんステキ! そうよね、今のタマちゃんはらしくないけどそれが成長につながるならあたしたちがとやかく言うのは止めた方がいいわよね」 「そのとおりだぞミヤミヤ。俺の気持ちをカンペキに察してくれるなんてさすが俺の彼女だな。ミヤミヤが彼女で俺は幸せ者だぞ」 「もうダンくんったら♪ あたしもダンくんが彼氏で幸せ者よ(まあタマちゃん達のことはあたし達が言わなくてもきっと……)」 段十朗の言葉を聞いた都は彼の言い分に納得して、珠姫達の行動に何も言わないことを決意した。 二人は人が近寄りがたい甘ったるい雰囲気を出しつつ歩いていたが、それは都が黙って考え込んでしまったことで消えてしまった。 いきなり黙ってしまった都を見た段十朗は、都の具合が悪くなったのではと心配になって都のことを見つめていた。 段十朗の視線に気付かないで考え込んでいる都を現実に引き戻したのは、彼女を心配する段十朗の呼びかけだった。 「……ヤミヤ、ミヤミヤ。どうかしたのか?」 「えっ? 急にどうしたの? ダンくん」 「急にじゃないぞー。何度呼びかけても返事が無いから心配したぞ」 「大丈夫、ちょっと考えごとしてただけだから。心配してくれてありがとうダンくん」 都は段十朗に心配をかけて申し訳ないと思うと同時に、段十朗が心から心配してくれたことを嬉しく思いつつ校舎へ入っていった。 段十朗は都を彼女のクラスへと送り届けると自分のクラスに向かおうとしたが、都の後ろから近づいて来た人物を見て足を止めた。 「お早う、栄花くんにミヤミヤ。今日も二人とも仲がいいね」 都と段十朗の前に現れたのは、二人よりも先に校舎に入っていった勇次だった。 本当ならすでに自分のクラスの1組にいるはずの勇次がどうして逆方向からやって来たのかを尋ねようとした都だが、勇次が自らその理由を語った。 「おはよう、ユージくん」 「おはようだぞー、ユージー」 「お早う。いやータマちゃんったらなかなか腕を離してくれなくってさ、今さっきタマちゃんのクラスに送ってきたばかりなんだ。慕われるのは嬉しいんだけどね」 端から見ればただの惚気に聞こえなくも無い勇次の説明だが、勇次本人にその気は全く無かったりする。 そんな勇次の説明を聞いた都と段十朗は、心の中で今の勇次についての感想を述べていた。 (はぁ? 何さわやかに言ってんの、この無自覚二股男は。ダンくんの友達じゃなかったら木刀で殴殺ものね) (ようやくユージにも甲斐性が出てきたかー。普通ならいいことだけど、今のユージだと問題があるから困ったもんだ) 「どうしたの? 二人とも。俺の顔に何かついてる?」 黙り込んでしまった二人を見た勇次が自分に何かあるのではと尋ねたが、二人は首を横に振って否定した。 安心した勇次がふと時計を見ると、いつの間にか朝のHRが始まる時間になっていたので段十朗を促して自分のクラスに戻ろうとした。 しかし勇次はその前に都に対して頭を下げて謝った。 「栄花くん、そろそろ教室に向かわないと間に合わないよ。急ごう! あ、それとゴメンねミヤミヤ。今日の昼休みなんだけど……」 「分かってるわよ。タマちゃんと屋上で二人っきりでランチなんでしょ? あたし達は気にしてないから大丈夫よ」 「本当にゴメンね。俺としてはやっぱりみんなでお昼したいんだけど、タマちゃんにせがまれちゃって」 「(だから気にしてないって言ってんでしょ! まったく面倒な男ね!)だから平気だって。タマちゃんのお願いくらいはちゃんと聞いてあげないと、ね?」 そう、二学期に入ってからというもの、勇次と珠姫は二人っきりで屋上でお昼を過ごしていた。 最初は剣道部員の誰もが驚いていたが、ここ最近の珠姫の行動を見ていたのですんなりと受け入れられた。 むしろ珠姫の恋する乙女的行動に勇次以外の人間はとても微笑ましく、また珠姫の成長を嬉しく思っているほどだ。 内心では勇次に対して毒づいている都からの言葉を受けた勇次は都に会釈すると、先に行っている段十朗に追いつく為に早歩きで追いかけた。 「ユージ、タマちゃんとのお昼デートのことで俺たちに気を遣うことなんてないんだぞー」 「デ、デートとかじゃないから! ただ一緒にお昼ご飯を食べてるだけだから! か、からかわないでよ栄花くん」 「でもまー、榊さんがいたら自粛しないといけないだろうなー。よかったなユージ、榊さんが九州で」 「栄花くん、それはちょっと笑えないよ……(あ、そういえば夏休みのあのメールってまさか……)」 早歩きで追いついてきた勇次に段十朗が軽くからかいの言葉を投げかけると、勇次は顔を赤くさせて否定した。 その後でウラの名前を出されるとさすがに勇次も笑えなくなり、それと同時に夏休みにもらった一つのメールのことを思い出し、ある可能性が頭をがよぎった。 勇次が導き出した可能性の通りにウラが転校してきて、しかもすでに室江高校にいることなど勇次は知る由も無かった。 --- 時は珠姫と勇次が腕を組んで校舎へと入っていった頃まで遡る。 都と段十朗とは違う角度から珠姫と勇次の仲のいい様子をついさっき学校に到着したウラと聡莉が目撃していた。 駐輪場に向かっていた二人だが急にウラが黙り込んで立ち止まってしまった為、聡莉も動くに動けなかった。 (どうしよう……。朝からタマちゃんとユージくんのあんな姿を見て榊さん怒ってるのかな? 私に出来ること……何もないよー!) 聡莉はウラが立ち止まった原因がさっきの珠姫と勇次と思い、自分ではどうしようもないことを理解するとパニックに陥った。 その場で立ち往生してしまった二人だが、実はこの時点でもの凄く注目を浴びていることに全く気付いていなかった。 片や他校の制服を着ていて凛とした美しさが目を引くウラ、片や玉竜旗大会で優勝したメンバーの一人でドジっ娘剣道少女として有名になった聡莉、注目されるのも当然だった。 少ししてウラが歩き出したのを受けて慌ててウラに付いて行った聡莉はさっきの珠姫と勇次のことを聞いてみた。 「あ、あの榊さん。さっきのタマちゃんとユージくんのことなんですけど……怒ってます?」 「怒る? どうして私が? 羨ましいとは思ったけど怒ってはいないわ」 ウラは聡莉の質問の意味が本当に分からないといった感じで小首を傾げながら聡莉の質問に答えた。 聡莉はというと、ウラの答えが意外過ぎて一瞬だけ頭が真っ白になったがすぐに落ち着きを取り戻して再びウラに尋ねた。 「でもさっき榊さん、急に立ち止まって黙り込んだじゃないですか。あれって怒ってたんじゃなかったんですか?」 「なるほど、東さんにはそう見えたのね。心配させたようでごめんなさい」 「い、いえ、勘違いしたのは私の方ですから……。じゃあさっきはどうして急に立ち止まって黙り込んだんです?」 「川添さんの積極的な行動に感心してたのと、これから私がどうやって勇次にアプローチするかを思案してたのよ」 いきなりウラが謝ってきた事に、聡莉は戸惑いつつもウラが思ったよりも素直な性格をしてるのだと感じた。 その後のウラの急に立ち止まった理由を聞いた聡莉はただただ驚くしかなかった。 「それだけなんですか? タマちゃんがユージくんにベタベタしてるのが許せないとか思わないんですか?」 「どうして? 私と勇次は恋人同士じゃないわ。私が勇次に一目惚れしただけ。そんな私が川添さんの行動をとやかく言う権利があると思う?」 「た、確かにそうですね……」 「今日こうして川添さんが勇次にアプローチしてる姿を見て思ったわ。やはり川添さんは私のライバルに相応しいって。もしも何もしてないのなら拍子抜けしてたけど」 聡莉がウラの考え方に感心していると、気付いたら駐輪場に到着していた。 ウラがわざわざ自分に付いて来てくれた事を嬉しく思いつつ、聡莉はウラに職員用玄関までの道のりを教えた。 別れ際に聡莉はウラに会った時から気になっていた一番聞いてみたいことをウラに尋ねた。 「どうしてウチの学校に転校してきたんですか? もしかしてユージくんと一緒にいたいからなんですか?」 「それもあるわね。勇次のことをもっと知りたいし、傍にいたいと思ったから転校してきた。でもそれだけじゃない。知りたいの、室江高校剣道部の強さの秘密を」 「わ、私たちの剣道部の秘密ですか? 無いと思いますよ、そんな大層なものは。明るく楽しいくらいしか……」 「そうゆうところよ、私が知りたいのは。私には無いものをあなた達は沢山持ってる。ここなら私は今以上に強くなれる、そんな気がするの」 ウラの転校の理由に勇次のことが含まれていたことは予想通りだったが、剣道部が理由ということは聡莉にとっては予想外だった。 自分の部活の様子を思い浮かべていた聡莉はとてもウラが求めるようなものは無いと思っていたが、ウラの迷いの無い表情を前に下手なことは言えなくなった。 そしてそれぞれが向かう場所に歩き出そうとした時、意外な一言が聡莉の耳に入ってきた。 「今朝はありがとう聡莉。また放課後に……どうかした?」 「あの、今、私のことをサトリって……」 「あなた達はお互いのことを名前やあだ名で呼び合っていたから私もそれに倣おうって思ったんだけど、いきなりで不快に思ったかしら?」 「そんなことないです! むしろとても嬉しいです! みんなのことも名前で呼んであげると喜ぶと思いますよ。私も榊さんのこと、名前で呼んでもいいでしょうか?」 「そうしてくれると嬉しいわね」 「分かりました! じゃあ放課後に道場で。ウラさん」 「ええ、またあとでね聡莉。放課後、楽しみにしてるわ」 ウラが自分のことを名前で呼んでくれたことに、聡莉はウラが自分達に歩み寄ってくれていることがとても嬉しかった。 そのウラもまた、自分が少しづつ変わっていることにわずかな戸惑いと感じつつも、今の気持ちはとても心地良かった。 そして今度こそウラは職員用玄関へ、聡莉は教室へと向かった。 しかし少しして聡莉はとんでもない大ポカをやらかしてしまったことに気が付いた。 (しまったー! ウラさんに職員室の場所を教えるの忘れてたー!!) 聡莉がウラに職員室の場所を教えなかったことに気付いた頃、ウラも聡莉に職員室の場所を聞かなかったことに気付いた。 (いくら職員用玄関の場所を聞いても職員室がある場所を聞かなかったら意味が無かったわ。ちゃんと聡莉に聞いておかなかった私のミスね) 聡莉が大ポカと捉えていたことをウラは自分の落ち度と反省していたが、この場合はウラの判断が正しい。 ウラは改めて近くの生徒に職員室を聞こうとしたが、周りの生徒はウラを遠巻きに見ているだけでウラに近づこうとしなかった。 (この時期に転校して来た私は、ここの生徒からしたら異端なのかもしれない。みんなが避けるのも無理ないわね。男子からの視線が多いことが気になるけど) ウラはこのように考えていたが、実際はかなり違っていた。 室江高校の生徒はウラを避けていたというよりは近寄りがたかっただけなのである。 ウラ自身は自覚は無いが、彼女は美少女というカテゴリーに入っており、それゆえに男子からの注目は高かった。 さらにウラが持っている凛々しい佇まいは女子を惹き付けるが、その凛々しい佇まいゆえに誰一人として近寄ることが出来ないのが現状だった。 途方に暮れていたウラだったが、人気の無い階段の横の死角になっている場所から聞き覚えのある声がしたのでそちらへと向かった。 「はい先生。今日も愛情たっぷりの特製キリノ弁当ですよー」 「いつも悪いなキリノ。それにすまんな、俺たちが教師と生徒って関係のせいでこんなコソコソさせる羽目になっちまって」 「それは言いっこナシですよ。あたしはこうして先生と一緒にいられるだけで嬉しいんですから」 ウラが目撃したのは、見た感じ恋人としか思えない雰囲気を出している虎侍と紀梨乃だった。 とても職員室の場所など聞ける雰囲気ではないのでウラは黙って去ろうとしたが、 (やっぱり石田先生と千葉さんだったわね。この二人、恋人同士だったのね。意外とお似合いのカップルに見えるわ。私も勇次とああなりたい……あ) 「ありがとなキリノ。俺もキリノに好かれて、キリノを好きになって本当に良かっ……さ、榊?」 二人の仲のいい姿を見て、自分も勇次とああなりたいと考えていて去り損ねたウラと虎侍の視線が合ってしまい、その場を動けなくなってしまった。 虎侍の言葉が途切れたことを不審に思いながらも、紀梨乃は虎侍の視線が自分に向いていないことに気付いた。 紀梨乃は虎侍が今、この時間で彼氏たる虎侍が自分以外の女性を見てると直感で感じ、虎侍の襟首を掴んで自分の顔の正面へと向けさせた。 「先生ひどいですよ! あたしというかわいくてピチピチな恋人がいながら他の女の子に目移りするなんてー。あたしのこと、飽きたんですね、シクシク」 「(自分でかわいいとか言うなよ……いやかわいいけど)わ、悪い。でもな、分かりやすいウソ泣きは止めろ。いや、そーじゃなくて実はそこにいるんだわ、榊が」 「榊ってあの榊さんですか? どれどれ……あーっ! ホントだ、榊さんだよ!」 「お久しぶりです石田先生に千葉さん。今日からよろしくお願いします」 虎侍が紀梨乃の後ろを見るように促すと、紀梨乃は言われるがままに振り返った。 紀梨乃はウラの姿を確認すると、ウラがここにいることの不思議よりも喜びが勝ったのかウラに抱きつこうとした。 しかしウラが突然、礼儀正しくおじぎをして挨拶してきたので紀梨乃は勢いをそがれてしまい、虎侍と共にウラに倣って頭を下げた。 ウラと紀梨乃と虎侍、この三人の出会いは妙な場所と妙な雰囲気という、妙な出会いだった。 ウラ本人にその気は無いのだが、今の彼女の立ち位置は紀梨乃と虎侍の教え子と教師という秘密の恋人の逢瀬に割って入った闖入者である。 普通の人ならそそくさと逃げる所だが冷静かつマイペースなウラは、その場から逃げることなく二人にフォローを入れた。 「安心して下さい。お二人のことは秘密にしますから。大丈夫、桃竜にも教え子と教師のカップルがいましたが順調のようでした。さあ続きを」 フォローに全くなっていないウラのフォローに、紀梨乃も虎侍もただただ呆然とするしかなかった。 もちろんウラが促すように先程の続きを行うような精神は二人には無いので、今日の朝の逢瀬はこれにてお開きである。 「いや、続きって言われてもなぁ……」 「そうだよねぇ、人に言われてすることでもないし、榊さんが見てるのにいちゃつくのは……」 「ああ、確かに千葉さんの言う通りですね。すみません、失念してました。私は席を外しますのでその後でお二人は先程の続きをどうぞ」 しかしマイペースなウラは紀梨乃の言葉を受けて、席を外した後でなら先程の続きをすると判断して踵を返した。 立ち去ろうとするウラの肩を虎侍は慌てて掴んで引き止めると、一番気になっていたことをウラに尋ねた。 「待て待て待て待て! もう今朝の用事は済んだから榊はここにいていいんだぞ! ……そういやぁどうして榊がここにいるんだ?」 「はい。今朝、偶然にも聡莉と出会って職員用玄関の場所を教えてもらったのはいいのですが職員室の場所を聞くのを忘れまして。困っていた所にお二人の声が聞こえてきたので……」 「へー、榊さんってさとりんに会ったんだー。ところでさ、さとりんのことは名前で呼んでるのは何で? あたしもキリノって呼んで欲しいなー♪」 「それは、私もあなた達に倣って名前で呼ぶことにしたけど、いきなりは不躾かと思って。聡莉は喜んでくれたけど、こういったことは私苦手でどうすればいいのか……」 初めて見るウラの困惑した表情を見た紀梨乃はウラの不安を取り除くかのように、そっとウラを抱きしめた。 いきなりの紀梨乃の行動に最初は戸惑ったウラだが、紀梨乃に優しく抱きしめられた効果なのか安心を覚え、気付けば先程の不安は霧散していた。 「大丈夫だよ。うちの部員はみーんな榊さんを受け入れてくれるから。だから安心してみんなと接してくれればいいから。ね?」 「……ありがとう紀梨乃」 「いやいやそんなー。あたしは大したことしてないよー。ところでニックネームなんだけどウラランかウラ様、どっちがいい?」 「(ウラランはともかくウラ様って偉そうで困るわね)じゃあウラランでお願いするわ」 「おっけー。じゃあこれからよろしくね、ウララン♪」 本当は普通に名前を呼んで欲しいウラだったが、紀梨乃の厚意を無碍に出来ないので無難にウラランのニックネームを選択した。 ようやくウラと紀梨乃の自己紹介が終わったと判断した虎侍は再度、ウラに転校してきた理由を尋ねた。 「やっと自己紹介みたいなのが終わったな。榊、さっきの質問の答えだけどな、それは俺が知りたい答えじゃない。どうしてお前がウチの学校にいるんだ?」 「簡単なことです。今日から私、室江高校の生徒ですから。石田先生は教師なのですから私が転校してくることは知ってるのではないのですか?」 「あ、あーあー、そういえばそんなこと言ってたっけなー。それはまあいいとして、転校の理由はやっぱりユージなのか?」 「当然です。勇次と同じ学び舎、同じ部活で二人の時間を大切に育む為の転校でもあります。それに愛する人の傍に居たいと思うのは至極当たり前のことですから」 虎侍はからかうように勇次の名前を出して転校の理由を尋ねたのだが、ウラの迷いの無い転校の理由と勇次への想いの告白を聞いて、ちょっとだけ尊敬した。 そして好きなものに対してハッキリとした性格が何となく珠姫と似てる、紀梨乃と虎侍は揃ってそう思った。 それから虎侍はウラを職員室へと案内する為に紀梨乃と別れたのだが、いつもしているキスが出来なかったことを残念に思っていた。 職員室に通されたウラは今日からお世話になる担任を紹介されてクラスへと案内された。 担任に紹介されてから入ってくるように言われたウラは上を見上げて、自分のクラスが2年5組だということを理解した。 「では今日から新しいクラスメートを紹介します。榊さん、入って」 教室から担任の呼ぶ声が聞こえたので、ウラは教室の扉を開けたがそこで思わぬ歓迎を受けた。 「あーーーーっ! あんたは福岡の桃竜学院の榊心じゃないのーー!」 「(まさかこんな歓迎を受けるなんて予想外だったわ)というわけで鞘子から紹介を受けたように、福岡から来ました榊心です。みなさん宜しくお願いします」 いきなりの鞘子の絶叫にも似た自分の自己紹介をされてしまったウラだが、この先が楽しみだという気持ちも生まれていた。 なお鞘子だが、ウラが転校してきた事実に思考回路がストップしてしまい、二時間目が終わるまで固まったままだった。 昼休み、勇次と珠姫以外の剣道部員は道場で昼食を摂っていた。 二学期に入るまでは青空の下で健康的なランチタイムを楽しんでいたのだが、二学期に入ってからはそれが出来ない状況に陥っていたのだ。 「はい先生、あーんしてください、あーん」 「……なぁキリノ、どうしてもやんなきゃダメか?」 「とーぜんです! そうしなきゃ先生のお弁当、もう作ってあげないもん」 「拗ねられてもなぁ……。二人っきりなら平気なんだが、人前でするってのはどうにもな……」 「そうですか……先生のあたしへの愛ってそんなモンだったんですね。あたしは先生のこと、すっごく大好きなのに……」 「分かった! 分かったからそんな顔すんな! あーんの一つや二つ、どこでだってやってやるから!」 剣道部員が屋外で昼食を摂れなくなった理由、それは紀梨乃と虎侍の教え子と教師カップルのせいなのである。 学校では比較的大人しくしている紀梨乃だが、昼休みになると虎侍といちゃつきたい衝動が爆発してしまうのだ。 紀梨乃にも問題はあるが、それ以上にそんな紀梨乃に対してとことん甘い虎侍が紀梨乃のワガママを聞いてしまうことが大問題だったりする。 ラブラブな2組のカップルの甘い空気に当てられるのが日課になっているのは独り身の聡莉と鞘子だが、今日は聡莉一人で拷問同然の空気を味わっていた。 (うう、独りでは宮崎さんと栄花くん、先生とキリノ先輩のカップルが出す空気に耐えられない……。桑原先輩、早く来て下さい!) 「ゴメンゴメン、遅れちゃったよ」 グロッキー寸前の聡莉だったが、そこに遅れて鞘子がやって来たことで何とか持ち直した。 紀梨乃は鞘子が珍しく昼食に遅れてきたことが気になり、その理由を尋ねた」 「遅かったねーサヤ。何かあったの?」 「今さっき、ウラを一人で静かにごはん食べられる場所を教えて別れてきたトコ。まあずーっとクラスメートから質問攻めにあってんだから仕方ないけど」 「へー、ウラランってサヤのクラスに入ったんだー。いいなー、うらやましーなー」 「ウラさんって桑原先輩のクラスなんですか? 偶然って凄いですね」 ウラが室江高校に既に転校してきたことを知ってる紀梨乃と聡莉はそれぞれの反応を見せた。 しかしウラが転校してきたことを知らない都と段十朗は、驚きながら鞘子に尋ねた。 「ウラってもしかして榊さんがウチに転校してきたんですか?」 「そうなのかー? それはビックリだぞー。ユージとタマちゃんがいたらもっとビックリしてるだろうなー」 「あれ? でもそのわりには2年生は静かだったよ。サヤ、なんかあった?」 「ウラがあまり騒ぎになるのは困るって言ってたからだけど、でも一番の理由はあたしはアレだと思うわ。スゴイわ、あの子」 「何だ? 榊が何かやらかしたのか?」 ウラとのことを思い出していた鞘子は、その時のことを遠い目をしながら思い出していた。 鞘子の態度が気になった虎侍がウラがしたことについて聞いて来たので、鞘子は一字一句正しく伝えた。 「一人の男子がデートしようって言ったらウラが『ごめんなさい。私には勇次という添い遂げるべき人がいますから』って言ったからに違いないわ」 「サヤ、それ絶対に違うから。単にウラランのお願いをクラスのみんなが聞いてくれただけっしょ」 「キリノの言う通りだな。しっかし榊の振り方はハッキリしてるんだな。まあユージへの想いってのは相当なモンだってのは分かってるけどな」 「……そっか、あたしの勘違いだったか。あ、でもそうするとウラに注目が集まるのは時間の問題ね。まあ屋上に行ったから大騒ぎにはならないと思うけど」 ウラのはっきりしすぎた振り方を聞いた一同は、何となくウラなら当たり前だという結論に至った。 その後で鞘子が漏らしたウラが屋上に行ったという事実に、鞘子以外のみんなは顔を青くさせた。 「サヤ先輩、榊さんをどこへ向かわせたって言いました……?」 「ん? 屋上にだけどそれがどうかした?」 「それはマズイだろ……。屋上にはユージとタマが一緒にメシ食ってんだぞ、仲良く」 「あっ…………。も、もしかして、あたしってばやっちゃった……かな?」 「ま、まあやっちゃったことはしょうがないよ。今は血の雨が降らないことを祈ろうよ……」 (血の雨は大げさだけど、修羅場みたいなものはありそうだな。ユージ、がんばれ~) 鞘子は勇次と珠姫が屋上にいることをすっかり忘れていてウラに屋上の場所を教えたのだが、後悔しても遅かった。 せめて平穏無事に昼休みが終わって欲しい、道場にいる全員が心を一つにしてそう願ったのだった。 時は鞘子がウラに屋上の場所を教えた頃に遡る。 鞘子は最初はウラを道場に連れて行ってみんなで一緒に昼食を摂ろうと誘ったのだが、 「気持ちは嬉しいけど、初めて道場に足を踏み入れるのは放課後の部活が始まる時間と決めてるの。ごめんなさい」 このようにきっぱりと断られたので、鞘子は最初のウラが行きたがっていた静かな場所と聞いて真っ先に思いついた屋上への道のりを教えた。 その前にウラが昼食を持っていないことに気付いた鞘子は、購買へ寄り道してBLTサンドとアイスカフェラテを買って、それをウラに渡した。 最初はウラが鞘子が買ってきた物の料金を払おうとしたが、鞘子が今回だけはサービスと言って断ったのでウラは素直に厚意に甘えることにした。 「ありがとう鞘子。この恩は絶対に返すわ」 「そんなに気にしなくても大丈夫だって! あたしがウラにそうしたかった、ただそれだけなんだからさ」 「鞘子は本当に優しい人なのね」 「褒められるのはやっぱり照れるわ……。じゃあ、あたしはこっちだからまた教室でね! ウラ」 鞘子はウラが自分のことを凄く評価してくれることが、恥ずかしくもあり嬉しかった。 ウラもまた、鞘子の厚意がとても嬉しく、鞘子にいつか恩返しをしようと心に誓った。 そして鞘子と別れたウラは教えられた通りの道を行き、屋上へと向かっていたが道中投げかけられる視線を不思議に感じていた。 (やはり私は注目されてるようね。無理も無いわ。この学校では見かけない桃竜の制服を着ているのだから) ウラが注目されているのは制服だけではなく、彼女が持っている美しさと凛々しい佇まいも理由なのだが、ウラ自身はそのことに全く気付いていなかった。 屋上へと向かう途中でウラは室江高校の女子の制服のスカートと、自分が着ている桃竜のスカートを見比べていた。 (ここの制服のスカートって短いわね。プライベートでも膝が見えるようなスカートは穿いたことが無いから見られるのは恥ずかしいわね) (でも勇次に見られるのは……嫌じゃない。勇次は室江高校の制服を着た私を見てどう思ってくれるかしら? 褒めてくれたら嬉しいな) (ああ、放課後まで待てない。早く勇次に会いたい。でも一度決めたことはちゃんと守らないと……) 他の生徒からの視線はどちらかというと苦手なウラだが、勇次に対しては全く別で少し心地いいくらいだった。 自分が室江高校の制服を着た姿を勇次に見せている姿を想像して僅かに頬を染めつつ、勇次に会いたい気持ちを募らせていた。 しかし一度決めたことは曲げたくないウラは何とか自制していると、気付けば屋上の入り口に着いていた。 ウラの目に真っ先に飛び込んできたのは、勇次にお弁当を食べさせようとしている珠姫となすがまま状態の勇次だが、ウラには勇次しか目に入っていなかった。 (男子三日会わざれば活目して見よとは言うけど勇次、玉竜旗で会った時よりもさらに素敵にカッコよくなってる。……どうしよう、気持ちが抑えられないけど少しなら大丈夫よね?) 久しぶりに勇次を見たウラは、勇次が自分の中の一ヶ月前くらいの勇次よりも数段いい男に見えていた。 勇次へ向かって早歩きで近づくウラに、勇次と珠姫は二人の世界に入っていたので事が起こるまで気付かなかった。 「こんな所で会えるなんて運命的なものを感じるわね、勇次」 「う、うううううウラさん!! な、なんでココにいるんですか!」 「もちろんあなたの傍にいたいからよ。将来の夫のことをもっとよく知り、今以上に愛したいもの」 いきなりウラが横から現れて、しかも勇次に抱きついてきたことに抱きつかれた勇次はもちろん、珠姫も驚きを隠せなかった。 勇次はウラの情熱的な愛の言葉に戸惑いを、それ以上に抱きついてきたウラの胸の感触に不謹慎にもドキドキしていたが、何とか我を取り戻して珠姫の方を見てゾッとした。 「~~~~~~~~~~~~っ(榊さんが、ユージくんに抱きついてる。……あたしもしたいのに。それにしてもユージくんがちょっと嬉しそうなのはヤダな……)」 (た、タマちゃんが怒ってる……) 珠姫は怒り半分、羨ましい気持ち半分なのだが勇次から見た珠姫は頬を膨らませ、目に少し涙を浮かべていたので100%怒ってると取るのは無理も無いことだった。 こうして勇次、珠姫、ウラは運命的な修羅場な出会いを果たすのだった。 久しぶりの再会を果たした勇次、珠姫、ウラの3名は屋上にあるベンチで静かに昼食を摂っていた。 勇次と珠姫は隣同士で座っているのだが、ウラだけは二人と少し離れた場所に座っていた。 自身の抑えられない感情を行動で示したウラは勇次から慌てて離れて以来、黙々とBLTサンドを食べている。 「それにしても驚きました、まさかウラさんが転校してくるなんて。教えてくれてもよかったのに」 この沈黙を破ったのはこの3人の中で一番気づかいとかが得意な勇次だった。 勇次の気づかいを感じ取ったウラは最初は嬉しかったが、最後の一言できょとんとしてしまった。 「え? 教えたわよ、私。8月の終わり頃のメール見なかったの?」 「八月の終わり頃のメール……ですか。……ああっ! で、でもあれだけではさすがに……」 「そう、私と勇次のコミュニケーションはまだまだのようね。珠姫の域に到達する日は遠そうね」 ウラは自分の考えが勇次に伝わらなかったことを残念に思っていたが、実はウラのメールに問題があることを本人は気付かない。 8月の終わり頃にウラが送ったメールは『9月になったら室江に行きます。その時はよろしくね、勇次』というウラらしいシンプルなものだった。 あのメールだと誰にも伝わらないと言おうとした勇次だったが、ウラの真面目な表情を見て何も言えなくなってしまった。 再び訪れた沈黙だったが、それをすぐに破ったのは意外にもウラの謝罪だった。 「勇次、さっきは軽率な行動をしてごめんなさい。それに珠姫も。フェアじゃないことをして反省してるわ。ごめんなさいね」 「け、軽率だなんてそんなことないですよ! 俺だったら全然怒ってないですから(むしろ嬉しいとはタマちゃんの前では言えないけど)」 「あたしも同じです。あれくらいのことでフェアじゃないって榊さんが謝ることはないと思います」 「ありがとう、そう言ってくれて私も安心したわ。それから珠姫、私のことはウラでいいわよ。私もあなたのことは名前で呼ばせてもらってるから」 ウラの正直な人となりに勇次は親近感を覚え、珠姫はそれに加えてあらゆる意味でライバルのウラに対する警戒心が薄れていった。 雰囲気が穏やかになったところで、珠姫がウラに転校してきた理由をストレートに尋ねた。 「あの、ウラさんが転校して来た理由ってユージくんですか?」 「ええ。でも本当の理由は室江高校剣道部があるからよ」 「ウチの剣道部ですか? それってどうゆう……」 「その質問に答えてあげたいところだけど、そろそろお昼休みも終わりだからまた後でね」 ウラが指摘するとおり、気付けばお昼休みが終わりそうな時間になっていた。 スッと立ったウラはひとまずお別れの挨拶をした後で、勇次と珠姫にとって当たり前のことを尋ねてきた。 「じゃあね勇次、珠姫。また放課後に道場で。……2人に聞くわ。剣道は好き?」 「もちろんですよ! 剣道って燃えるし楽しいしワクワクするじゃないですか! ね、タマちゃん」 「うん。あたしも剣道は大好きですが、同じくらい感謝もしてます。剣道があったから今のあたしがあると思いますから」 「ありがとう。その答え、その笑顔を見てやっぱりここに転校して来たのは正解だったわ」 勇次と珠姫の答えを聞いたウラは二人に柔らかな微笑みを浮かべてお礼を言うと、屋上を後にした。 ウラがどうしてあんなことを聞いてきたのか考えていた二人はチャイムが鳴るまで考え込んでいた。 チャイムの音に慌てた二人は大急ぎで自分達の教室へと戻り、ギリギリのところで五時間目の遅刻は免れたのだった。 勇次と珠姫とのランチに満足したウラを教室の前で待っていたのは鞘子だった。 鞘子はウラの体をまるで何かを確認するような手付きで触りまくっていた。 ウラはされるがままだったが、鞘子の手が止まった所で本人にこの行為について尋ねた。 「いきなりどうしたの鞘子。真剣な表情だったから抵抗しなかったけど、私にそのテの趣味はないから」 「ちがうちがう! あたしだってそんな趣味ないから! それよりウラ、どこか怪我してない? 刺されたりしなかった?」 「別に何も。刺されてないし怪我もしてないわ。屋上で勇次と珠姫と予想外の再会を果たして、楽しくランチしただけよ」 「そこで修羅場になって……楽しく、ランチ? ドロドロの修羅場になったりしてないの?」 鞘子の口から出た修羅場という言葉を聞いたウラは、何となくではあるが鞘子が昼ドラの影響を受けていると感じ取った。 ウラの予想は大正解で鞘子は昼ドラみたく、勇次と珠姫とウラが三角関係で何だかドロドロしたドラマを起こしてると予想していたのだ。 自分の予想が大外れしたことに安堵する鞘子の頭をウラが優しく撫でていた。 「心配してくれてありがとう。鞘子は本当に心の優しい人なのね(妹がいたらこんな感じなのかも)」 「い、いーのいーの! あたしが単に突っ走って勘違いしただけなんだから! ほら、授業始まるから早く教室入ろ!」 「フフッ、そうね」 頭を撫でられた鞘子は恥ずかしさで顔を真っ赤にさせながら、慌てて教室へと入っていった。 その様子を見たウラはこの先、楽しい学校生活が送れそうだという確信を持つのだった。
https://w.atwiki.jp/torebi/pages/284.html
#blognavi ☆☆☆ 難関突破。青スタンと狩の攻撃力、神でした^^ ☆☆☆ バンブーです。 PM、順調に進んでいます~♪。海までもうちょっと^^ で、PM最大の山場がやってきました。 豆・Ω・アルテマの3連戦です。 ※その前の「ゐぬる場所」のNMは75が3人ほどいれば倒せるので PM組の人は適当に倒しておいてくださいな。 ■日程:7/28(土)21 30~ タブ集合 ■お手伝い様:カツさん、エヴァンさん ■編成: ガロウさん(忍/戦)、ミルさん(詩/白)、リルさん(白/召)、 バンブー(赤/白)、カツさん(狩/忍)、エヴァンさん(青/忍) ■準備するもの PM組は各自1個づつCCBポリマーを持参してください お手伝い様の分のCCBポリマーはバンブーが用意します。 イエローリキッドもバンブーが6個ほど用意しておきます あとは以下のとおり、お手伝いで掛かったアイテム代は 全部PM組でもちますので、あとで金額をいってください。 ハイポタンクやハイエタンクを用意しておきますので、PM参加者は 当日、アイテムがたくさんもてるように準備をお願いします。 前衛:毒消し、やまびこ、ハイポ、イカロス 後衛:毒消し、やまびこ、やぐどり、アクアムルスム等MP回復薬 ■戦術 BC突入後イベントをみたら時間節約のため一度入りなおします。 マメット戦 1.強化してバンブーが突っ込みマラソン。 2.ガロウさんが1匹抜いて初期位置の左隅でみんなでフルボッコ。 3.ミルさん、リルさん。バンブーにケアルを適当に。 4.倒したら御代わりをとってきて、フルボッコ。 5.マメットが全部いなくなるまでがんばる。 オメガ/アルテマ戦 :基本の戦い方はいっしょです。 戦闘位置は以下のとおり。ミルさんは歌を歌うため走りまわってください。 白赤 青 初期 ボス 狩 位置 忍 1.エヴァンさんが初期位置から左沿いに突っ込んでWSを被弾してスタート。(TPリジェネがあるらしい) 2.ガロウさんが右側からいってボスをつって戦闘位置までひっぱる。 3.各自戦闘位置でがんばる 各自の役割 リルさん ガロウさんへのイレース、ストナ、パラナを最優先。状態異常はすぐに直す勢いで。 ミルさん 歌とパラナ分担、ケアルを ガロウさん ひたすらタゲの維持。沈黙、毒は薬で治してください。自分で治せない状態異常は叫びましょう! エヴァンさん、カツさん 範囲WSを食らわないような位置から攻撃。タゲをとってしまわないよう注意を。 後半の追い込みのためにある程度HPが減ったらTPをためるように調整してください。 バンブーは、ヘイスト、ケアル、弱体、ミルさん、エヴァンさんカツさんへのパラナ分担 ポリマー使用と補充 オメガ・アルテマともに3つ使用を考えています。 使うタイミングは、HPが5割きったぐらい。 使う順は、カツさん⇒エヴァンさん⇒ガロウさん オメガ戦が終わったら後衛がもっているポリマーをトレードするので使った人は受け取ってください 以上 カテゴリ [ミッション] - trackback- 2007年07月22日 14 22 51 頑張ってみゅw私もようやく脱稿してFF顔出せるようになりましたみゅう・x・ ポリマー使う時は前衛が使うようにしてみてみゅw(オメガ3・アルテマ前に前衛にポリまー渡して3)がんばみゅw -- れふぁーら (2007-07-24 08 14 41) 薬品についてなのですが、後衛のハイエは硬直の関係で使わないほうがいいと思います。できればバイルエリクサーやプロエーテル、アクアムルスムあたりの硬直が無い物を使ったほうがいいかとー。 -- かつ (2007-07-26 12 39 01) ふむ。そだね。ポリマーは基本前衛がつかう予定で。Ω戦が終わった段階で後衛がもっているポリマーを前衛に渡す感じかな。 そっか。たしかにハイエは硬直のでその間に前衛が逝ってまう可能性がでるか。アクアムルスムでもいっぱい作っておくか。 >ファーさん、かつさん。コメント、サンク -- ばんぶー (2007-07-26 14 08 23) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/bamboo-blade/pages/29.html
夕焼けに照らされた帰り道、ユージは転倒寸前の自転車に急ブレーキをかけることで何とか事なきを得た 。少し先でタマキが自転車を止めキョトンとした顔でこっちを見ているが、ユージは何だかよく分からない 汗をかきながら驚愕に目を見開いている。それからすぐに周囲に誰も居ないことを確認すると、タマキの側 に駆け寄って小声で話した。 「た…タマちゃん……さっき何て言った?」 「だから……ひ、避妊具って、何で必要なのかな、って……」 言いながらタマキが頬を赤くして俯くのを見ながら、ユージには何も見えていなかった。 頭の中では言葉にならない文字列が高速で駆け巡り脳が完全にフリーズしている。 「……ユージ君?」 タマキの声に脳の8割くらいが暴走状態から回復する。それでも頭の中を様々な疑問が埋め尽くそうとす る中、どうにか思考を保とうとする。そうだ、そもそも…… 「何で俺に?」 するとタマキはさらに顔を赤くしながら小声で言った。 「私……こういうこと話せるような友達居ないし……お父さんや先生には恥ずかしくて聞けないし、キリ ノ先輩達や宮崎さんには何だか切り出しづらいから……それで……」 まわりまわって白羽の矢が立ったのがユージだったのだ。ボソボソと呟くように言いながら下を向いたタ マキを見て、ユージは照れの混じった苦笑を浮かべため息をついた。東の名前が挙がらなかったことは、こ の際無視することにする。 しかし、タマキの疑問に答えるにしても冷静になってみると質問の意図がわからない。タマキにその手の 知識が乏しいことはわかるのだが……と、ユージは首を捻る。 「えーっと、タマちゃんさ……赤ちゃんがどうやってできるかはわかるよね?」 相変わらず下を向いたままだが、コクリと頷いて「保険の授業で……」と言った。 「じゃあもう俺が答えられることはないと思うんだけど……」 だがタマキは顔を上げて首を振った。 「だって、セックスって赤ちゃんをつくるためにするんでしょ?それなのにどうして避妊具付けたりする の?」 そこでようやくユージは理解した。タマキには性行為そのものがどういった過程で行われるのかや、その 過程でお互いが快感を得られること、そしてその為だけにセックスをすることがあるということを全く知ら ないのだ。確かに教科書レベルではそんなものだった気もするし、そういった知識を共有する友人がいない とこういったことになるのかな……?恐らくタマキの認識では、ちょっと恥ずかしい共同作業と言うような ところなのだろう。いや想像だけど。 しかし、ユージはまたも考え込んだ。一体どこからどうやって説明すれば…… 「ユージ君も分からない?」 「い、いやっ、そういうんじゃないんだけど……参ったな……」 そもそも、きちんと説明するべきなのだろうか?今どきこの純粋さは十分に保護対象に当たるような気が するし、どうにかして誤魔化すべきなのか? 「はぁ……ユージ君ならちゃんと教えてくれると思ったのにな……」 うろたえるユージを見てタマキはがっかりしたようにため息をついた。 ――タマちゃん、それは反則です…… その言葉が「ちゃんと知っている」ことか、「嘘をつかない」ことのどちらを指していたのかはこの際問 題ではなく、ともあれユージはきっちりと説明すること決めた。 「わかったよ。じゃあ一から説明するよ?」 「うん」 ――そうだ。どの道いつかは知ることになるんだしそれなら早い方が傷も浅くて済むはずだしそれに恥ず かしいのを我慢してしかも俺に頼ってくれたんだから教えてあげなくちゃ悪いよな。うん。 ……言い訳がましいな、俺……。 「まずは……ええと、多分ここから勘違いしてると思うんだけど、男は別にいつでも好きに精子を出せる わけじゃないんだ。だからセックスも男のソレを挿入したら終わり、っていうものじゃない」 「……そうなんだ。じゃあどうやったらでるの?」 「う……その……て、適度な刺激を性器に与え続けると……なんというか、気持ちよくなって思わず…… みたいに……」 「へぇー……」 やめてタマちゃんそんなに素直に感心した目で見ないで何かもう俺色々と耐えられなくなりそう…… 「それでセックスの時は女の人の中で男のをこすって刺激を与えて……ってことになるんだけど、それが 気持ちいいから赤ちゃんが欲しい時以外でもセックスができるように避妊具を付けたりすることがあるんだ」 「ふぅん……?」 これでいいよな……などとユージは安堵のため息をついたりしていたが、十分説明を受けたはずのタマキ は何故か思案顔だ。 「……ねえユージ君」 「どうしたのタマちゃん?」 「それって女の人も気持ちよくなるの?」 「!!」 ユージはここでやっと『そのこと』に思い至った。タマキがこんな疑問を持ってしまったその根本的な理 由。タマキは性的な快感を得るという感覚そのものを知らない。つまりそれは…… 「タマちゃん……オナニーとかしたことない……?」 「おなにー?」 その瞬間、頭の上に疑問符を浮かべながら問い返すタマキを見て、ユージはうっかり口からこぼれた自分 の言葉を猛烈に後悔した。 「ユージ君、『おなにー』って何?」 うあああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああああ あああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………… この後、ユージがその意味から方法、自身の経験に至るまでの説明を終えたとき、すっかり 燃え尽きていたことだけは、ここに記しておく。 タマちゃんのほけんたいいく―シーン2“自習”へ進む 作品保管庫
https://w.atwiki.jp/torebi/pages/405.html
#blognavi バンブーです。 サルベージ:バフラウ遺構、2層NM+ボスにいきませんか? 参加者募集です~。 ■5/12(火) 21 30現地前集合 ■参加者&希望品 アレス胴25;ミルさん、バンブー、ドンさん スカ足25:トラさん 薄足35:クルスさん、ガロウさん、カガナさん ■ジョブ(変更の希望があればいってください) モ/忍:クルスさん、バンブー 戦/忍:トラさん シ/忍:ジープさん 白/学:カガナさん 赤/白:ガロウさん、ドンさん(これたら) 詩/白:ミルさん 黒/白:ケインズさん(これたら) ジョブの指定等は、人が確定したら連絡します。 進軍ルート等は過去の記事か「Air s museum」様のサイトを確認して下さい。 以上 カテゴリ [サルベージ] - trackback- 2009年05月03日 00 34 15 日数脛当希望(´ー`) -- Cruz (2009-05-03 11 22 17) 時間までに帰ってこれたら参加したいです -- keynes (2009-05-10 11 52 34) 了解です。ケインズさん、希望の品ってなにですか? -- ばんぶー (2009-05-11 02 53 12) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/bamboo-couple/pages/725.html
662 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 08 31 31 ID PNiQTWqh 土塚が少年の話うんぬん言ってたけど、増刊はそれだったりするんじゃないか 663 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 09 23 09 ID TWgxvBIw 中学生のコジローと小学生のキリノの話か 664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 10 13 03 ID k+cagWWc 663 志村、年齢差つまってるつまってる。 665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 10 15 23 ID mu5z/MFo 120ページ描き下ろしだなそれだと 666 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 10 39 48 ID Tbv+xrvN ロ、ロリコン! 667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 10 55 14 ID TWgxvBIw 664 現在26と17で9歳差だっけ? 15(中三)と6(小一)でなんとか… 668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 11 34 44 ID mu5z/MFo 実は遠い親戚か何かで小さい時から遊び相手だったり 669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2008/10/22(水) 12 40 19 ID WOK7N53N きっとあれだ。あるとすればコジロー外伝は 件の隣のクラスの一目惚れの女の子とかも出したりとかで んできっとその子も、いつも花壇に水をあげてるような優しいコでさ そんでまあ3年間剣道に打ち込みまくったりとか何やかや色々あって 最終的にド甘酸っぺえフラれ方したりとかで その傷心抱えたままコロッケでも買って帰るかって偶々寄った惣菜屋で 「おにいちゃん~」とかって妙に懐いて来るちっさい猫口の女の子がいたりしてさー んでまあひとつその子の頭撫でてあげたりしながら、「…まあ、いっか」(剣道頑張るか)的なシメだったり そんな妄想をずっとしてる
https://w.atwiki.jp/ddrdp/pages/1791.html
バンブーソード・ガール(踊) 曲名 アーティスト フォルダ 難易度 BPM NOTES/FA(SA) その他 バンブーソード・ガール cosMo@暴走P 2014 踊12 208 399 / 42 STREAM VOLTAGE AIR FREEZE CHAOS 69 60 25 67 17 楽譜面(7) /踊譜面(12) / 激譜面(15) / 鬼譜面(-) 属性 渡り、同時踏み、八分滝、体力、フリーズアロー 譜面動画 https //www.youtube.com/watch?v=CjEvXcHsndc (x1.5, NOTE, Clap) 解説 全体的に珍しい雰囲気を醸し出してる譜面で、渚踊を彷彿させる複雑なFA配置やゲノム踊のような1P←→同時>2P←(逆も有り)など珍しい配置が多め。8分はそこまで多くないが渡り配置多めで、終盤は8分が増えてかなり忙しい。前述したDDP譜面に慣れてるかどうかで体感難易度が変わると思われる -- 名無しさん (2014-06-27 06 36 06) 名前 コメント コメント(私的なことや感想はこちら) ゲノム地帯からの中央ビジはまだしも前半のフリーズがとんでもなく踏みにくい。あそこだけなら足15でもいい。 -- 名無しさん (2014-06-27 11 43 43) その箇所は裏拍トラボルタから交差地団駄8分3連で御座います(解説忘れ)あまり無い配置なのでFAスイッチでごり押しすると吉 -- 名無しさん (2014-06-27 14 05 11) 早いからスイッチ間に合わない。てか詐欺ぽい -- 名無しさん (2014-06-27 22 22 24) このレベルとBPMで踏ませるには酷な配置が多々見られる。足運びと併せて上半身を安定させるよう意識しないとグダグダになる -- 名無しさん (2014-06-29 14 40 52) グミ解禁だ踏むぞ~→いきなり13とか15踏むのも辛いか→お。12とか足慣らしにいいな→撃沈www -- 名無しさん (2014-06-29 14 52 14) ゲノムって言うより六本木Aだよね。六本木Aをクリアまたは楽しめんとこれは厳しいかと。 -- 名無しさん (2014-07-25 18 58 26) ↑↑おま俺wwwスクリーンフィルターかけない主義だがBGA激しすぎて見辛かった -- 名無しさん (2014-07-28 15 45 23) サビの遠めの同時や急な左右降りが激セイバーの下位譜面だと感じた -- 名無しさん (2014-07-28 20 05 27) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mahjong_comic/pages/248.html
麻雀放浪記Classic 原作 阿佐田哲也 作画 井上孝重? 掲載誌 近代麻雀オリジナル93年10月号~97年連載 話数 全42話 あらすじ 阿佐田哲也の小説『麻雀放浪記 青春編』のコミカライズ。 単行本 レーベル名 出版社 版型 巻数 奥付 Amazon 近代麻雀コミックス 竹書房 B6 全5巻 1巻・1994年7月17日初版、4巻・1997年初版 麻雀放浪記Classic 【コミックセット】 バンブーコミックス 竹書房 B6 全4巻(坊や哲登場・ドサ健天和地獄・坊や哲大四喜十二枚爆弾・九蓮宝燈に死す) 2002~03年初版 麻雀放浪記 坊や哲登場 (バンブー・コミックス) バンブーコミックス(ワイド版) 竹書房 B6 全2巻(坊や哲登場・九蓮宝燈に死す) 1巻・2009年2月23日初版 2巻・2009年3月20日初版 麻雀放浪記 坊や哲登場 ワイド版 (バンブー・コミックス) 備考 バンブーコミックス版では『麻雀放浪記』と改題。 Nintendo64でゲーム化されている。 90年代 ゲーム化 コミカライズ バンブーコミックス 井上孝重 近代麻雀オリジナル 近代麻雀コミックス 阿佐田哲也
https://w.atwiki.jp/torebi/pages/322.html
#blognavi 最近、朝専用になっているバンブーです。 召喚士を少々あげようと思いまして、唐突にカーバンクルミトンがほしくなりました。あと同じ場所でできるのでサンドMも進めたく^^。以下日程で人が集まればやりたいと思います。 ■日程:11/6(火) 21 00~ ■集合場所:寺院前集合 ■参加者: -ミトン希望:バンブー -手伝い様:未定 トリガーもっているので私やりたい!orミトンはもっているが光の契約書がほしい!!orしゃーね~、手伝ってやら~!!! 上記の該当の方、コメントに記載かバンブーまで連絡を^^ カテゴリ [クエ] - trackback- 2007年11月02日 05 30 49 名前 コメント #blognavi